SoftBankは手ごわい

SoftBankQVGAアプリのバイナリは、P5,P6,P7,3GCの4つを作る必要があります。
このうち、P5,P6,P7に関しては、CLDC1.0 + MIDP1.0は共通であり
拡張のJSCLのバージョンは P5が1.2.1、P6が1.2.2、P7が1.3.2となっていて、1.2.1をベースに
アプリを作成すれば、P6とP7はjadのJSCLのバージョンを書き換えるだけで動きます。


しかし、3GCはCLDC1.1+MIDP2.0となっており、
拡張はJCSL1.2.2、JCSL1.3.2、MEXAの3種類があります。
とりあえず、私はJSCL1.2.2を使用してバイナリを作成しています。
現に、今のところ問題になったことはありませんでした。


だが、最近QCIFを切ったため、ブラウザジャンプ機能や、GraphicsUtilを使用した
回転描画機能をライブラリに追加するようにしたとき、悲劇は起こりました。


結論から言ってしまうと、804NでBrowserConnectionを使用していると、アプリ起動時に落ちます。
せめて、「ブラウザジャンプ時に落ちろよ」と思いました。
というわけで、3GCのブラウザジャンプは全てMIDP2.0標準のMIDlet#platformRequestを使用することにしました。


さて、これですべての問題が解決したわけではありません。
次にGraphicsUtil#drawRegionを使用すると、804Nと705P804SSで描画ができませんでした。
MIDP2.0のGraphicsにもdrawRegionが存在していたので、そちらを使用することで解決しました。
さて、次はどんな問題が出てくるや。