SoftBankデータフォルダ操作(1)

今回はSoftBankのデータフォルダ操作についてである。


P5端末以降、データフォルダを操作することができるStorageConnectionクラスが追加された。
データフォルダについては、語ることがある程度あるが、一度に語ってしまうと日記のネタが
なくなってしまうため、数日に分けて説明していくことにする。


データフォルダを扱う上でまず、一番最初にやらねばならぬ重要なことを説明する。
それは、エミュレータをインストールしたディレクトリのbinディレクトリ内(デフォルトだとC:\V-appli_SDK_121\bin\)に
IntStorageディレクトリとExtStorageディレクトリを作成することだ。
ちゃんと設定資料を読んでいたり、エミュの設定をちゃんと把握した人から見れば当たり前のことだが
俺はこれを発見するのに 2時間 かかってしまった。エミュを立ち上げたら


Tools→Storage


で出てきたウインドウの中に、データフォルダへのパスを設定する場所があり
デフォルトで、C:\V-appli_SDK_121\bin\IntStorage\ と記述されている。
SDカードはデフォルトで、C:\V-appli_SDK_121\bin\ExtStorage\ と記述されている。
見つければ一発でわかる。だが、あえて再び言わせて頂く。
俺は見つけるのに 2時間かかった。
だから、ここに記述する。同じ過ちを他のやつが起こさないためにも。




これだけだとちょっと寂しいので、もう一つだけ語っておく。
データフォルダ操作の場合、実機のデータフォルダとSDカードの、二箇所に保存することができる。
ただし、SDカードに保存する場合は、JadファイルのMIDlet-SaveにYを設定する必要がある。
ただし、これはP5,P6,P7に限定することであり、3GCはこの記述とは無関係にSDカードに保存することができる。