とらドラP!

4/30発売のとらドラP!のメインプログラムを担当しました。
PSP初&コンシューマ初のゲーム製作となります。


この日記は4/30に書こうと思ったのですが、すでにフライングでプレイで来ている人がいるため
今日書いてしまいます。


とらドラP!には様々な要素を入れました。
ゲーム本編ではアドベンチャーパート、モーションポートレート、移動マップ、AIマップ、アイテム探索
おまけ関係では、アクションゲーム、ブロック崩し、神経衰弱、泰子クロック、アルバムルーム、ミュージックルーム
その他では、メディアインストール、UMD読み込みの最適化、カスタムテーマなどなど


上記のうち、サブのプログラマの方に担当していただいたのが
移動マップ、AIマップ、アクションゲーム、神経衰弱、泰子クロックとなります。


今回、特に力を入れたのがUMD読み込みの最適化です。
メディアインストールは当初、できたらやろうという程度で、UMD読み込みでも周回プレイが快適にできるように作りました。
開発期間の1/10をUMDのロード速度向上に費やしているくらいです。
実際にプレイしてみるとわかりますが、各シーンの読み込み時間は、UMDでも1〜2秒程度になっているはずです。
モーションポートレートで2〜4秒ほどです。インストールするとこの時間が約半分になります。


シーン開始時のロードだけで考えたら、インストールする必要がほとんどないのですが
ゲーム中に表示する背景やイベントCGやキャラクターは、表示する直前に読み込みに行くため
どうしても、そこでUMDからの読み込みが発生してしまいます。
インストールをしていないと、ここで1秒前後の読み込みが発生してしまいますが
インストールをていると0.01秒程度で読み込みが完了します。
スキッププレイをすれば、その差がよく分かると思います。


なお、背景、イベントCG、キャラクターの全てが、表示する直前に読み込んでいるわけではありません。
シーンごとにメモリを管理し、シーン内の表示枚数が少ない場合はシーン開始時のロードで
データを読み込んでしまうため、表示時の読み込みは発生せずに快適にプレイすることが可能となっています。


この日記を読んでやってみたいと思った人は、トラどらP!を購入してね。